2022.7.27

自分にあったパンプスで心身ともに美しく。 アスリート医師が伝える靴の大切さ。

フォルムが美しく、履くだけで気分が上がるパンプス。
そんな見た目とは裏腹に、靴擦れをして痛い思いをした方も多いのではないでしょうか。
「美しさはそのままに、痛くならず歩きやすいパンプスがほしい」

 

『最幸の靴体験』をコンセプトとするWisteria Fujiwaraは、そんな声に応え、一人ひとりの個性に合ったオーダーメイドシューズをご提供します。

 

オーダーメイドの靴は私たちの心身の健康にどんな影響を与えるのか。
今回は、アスリート医師である黒田愛美さんとバチェラージャパン2参加の小柳津林太郎さんを迎え、カジュアルにお話しいただきました。

 

【プロフィール】
黒田愛美/医師

 

東京⼥⼦医科⼤学内分泌乳腺外科、⿇酔科を経て、⼤⼿美容クリニックで院⻑を務めた経歴を持つ。

 

現在は『中からと外からの美容と健康』を信念に、注⼊やスレッドリフト、レーザーなどを⽤いた外⾒へのアプローチと、予防医学や栄養学に基づく体の中へのアプローチの両⾯で「患者様の美と健康」を追求している。

 

 

 

また、トライアスロン⽇本代表に選ばれたこともあり、著書には『アスリート医師が教える 最強のアンチエイジング⾷事術51 運動術26』(⽂藝春秋)がある。
アラガン社公認ボトックス・ヒアルロン酸注⼊指導医。

 

 

パンプスは自身を高めてくれるファッションアイテム

 

小柳津:
ヒールのあるパンプスは仕事やプライベートでいうとどんな用途で履かれたりしますか?

 

黒田:
基本的にはディナーや大きなパーティーに行くとき。
私の生活スタイルとしては、ディナー以外は全てスニーカーが多いかな。

 

やっぱり極力ヒールを履く時間を少なくしたいから、いつも折り畳みのスリッパを持って行っちゃうんですよ。
たとえば、仕事の後にディナーがあるときは、スリッパで通勤してヒールはカバンに入れておいて、お店の前で履き替えるということを常にやっている。

 

小柳津:
その根本って、ヒールは基本疲れるものだったり、痛いもの・無理しなきゃいけないもの、という認識がすごく強いんですかね。

 

黒田:そうだね。でも、大学生のときは授業を受けに行くだけでも7cm以上の厚底ヒールを常に履いていて、それが日常になっていた。
でも、みんな言うんですよね、女の子たちみんな歳を取るたびにヒールがだめになっているって。

 

小柳津:
おもしろいですね。
大人になればなるほどヒールが苦手になっていくというか、痛いとか我慢したという記憶がどんどん蓄積されていくんですかね。
ちなみに、学生のときにヒールを履いていたのはどうしてですか?

 

黒田:
やっぱりファッションかな
あとは、今日もそうだけど、やっぱり久々にヒールを履くと気が引き締まるね。
わたしは身長が低いから、見え方も変わる。

 

ヒールって女性にとっては、本当に自分を高めるアイテムだから、お化粧するとか宝石つけたりする感覚に似てるよね

 

小柳津:
たしかにファッションっていう意味でも、ヒールってすごくいいと思っていて
メーカー側として、いただいた意見をもとに、具体的な改善を加えてあくなき追求をして、ヒールの苦悩から解放する方向に持っていきたいですね。

 

 

心身の健康は足から生まれる

 

小柳津:
すこし話は変わりますが、足の健康や歩き方って、体全体の健康にとても影響する領域ですよね。そのあたりの健康意識みたいなところをお伺いできればと思います。

 

黒田:
本当におっしゃる通りで、足はめちゃくちゃ大事ですね。
わたし達って足底で自分の体を支えていて、その足底が骨盤・頭蓋骨に繋がっているから、骨盤の歪みとかも全部足底から来ているのね。

 

だから足底をどれだけ大切にするかっていうのはすごく大事で。
私はまず毎朝起きたら足のマッサージから始める。
1個1個の指をならして、反らせて、マッサージしたり足首回したり、叩いたりしている。
叩く刺激を与えることはすごく大事で、骨に刺激を与えることによって、骨も強くなるし全身の血流が良くなったりする。

 

そして、寝る前は「足指元気くん」という足指のトレーニング・矯正に使用するグッズを挟んで寝ている。もともと足のかたちが良くなくて、アスリートとしても足の指を使うことが蹴るときとかにすごく大事だから鍛えている。

 

 

小柳津:
朝起きたときと寝る前の足のケアにすごくこだわってますね。
足つぼマッサージとかも行ったりするんですか?

 

黒田:
うん、よく行く。好き。
あとは、歩いたり走ったりするときに、意識的に母指球を使うこととか足を動かす努力をしている。

 

小柳津:
骨盤の歪みがあると体全体が不調になるっていうのは一般的にイメージできるところ。
根本となる足をコントロールしケアすることで心身の健康につながるということですね。
その点、朝や寝る前のケアに加えて、日中に履く靴が自分に合っていることはすごく大事ですね。

 

 

Wisteria Fujiwaraの『靴体験』

 

小柳津:
Wisteria Fujiwaraのサービスについてもお伺いしたくて。
サービスの流れとしては、まず最初に足の測定をして、測ったサイズに合うサンプル靴を試し履きしながらフィッティング。その後、靴のデザイン・色・素材などを選び、注文する。

 

そして、完成品をお渡しする際に再度フィッティング調整、という過程ですが、この体験はいかがでしたか?

 

黒田:
新鮮だった。
競技スキーをやってたときに、スキー用のインソールを作るのはやったことあるけど、自分サイズのパンプスを作るっていうのは初めてだったし、楽しかった。
フィッティングの場で「ここが当たるならここにパッド入れて」とか、調整してしていってもらったのはすごく良かったし、自分で生地やデザインを選んだりするのも楽しかった。デザインも気に入っている。

 

 

だけど、フィッティングの段階ではお店の中を3周するくらいだから、やっぱり30分〜1時間ぐらい履いてみないと自分に合っているかはわからないだろうな。
すごくオーダーメイドって難しいと思う。

 

小柳津:
僕も黒田さんのフィッティングに同席していましたが、最初の段階では「結構痛いですね」と言っているのを見ていて。
ただ、何回か試し履きをしたら、徐々に変わっていきましたね。
一方で完成した靴を長時間履くとやはり靴擦れをしてしまうので、引き続き調整しながら試行錯誤が必要ですね。

 

黒田:
うん、そういう意味では、完成してから再フィッティングできるのはすごくありがたいね。

 

 

 

最後に

 

インタビューはいかがでしたか。
黒田さん自身もオーダーメイドで何度も調整し、パンプスをおつくりしました。

 

その日の体調や時間・季節の変化でも足の形は変わっていきます。
少しでも気になる点があれば、改めてフィッティング・調整させていただきます。

 

履く機会が多い方は2〜3週間後、週1〜2日履く方なら1ヶ月後くらいに具合を見せていただいて、革のなじみ感、すべり感、あたり感などをチェック出来ると理想的です。

 

お客様お一人お一人にとって特別な1足となるよう、長く愛されるブランドを創っていきたいと考えております。

 

そのため、シルエットの美しさはもちろんのこと、足の個性に合った靴をご提供します。
ぜひ一度お店にいらしてください。
お待ちしております。